2013年3月2日より東京・上野の国立西洋美術館で始まったラファエロ展
平日でもたくさんのかたが観覧されているようです
イタリア・ルネサンス絵画を完成させたというラファエロの絵は繊細でいて大胆
緻密な構図 描かれた人々の息遣いが伝わるようで多くの人を魅了していますね
ラファエロの時代には木枠に画布を張ったキャンバスのほかに板絵なども
描かれていたそうですが 語るうえでもうひとつ欠かせないのが大規模な壁画です
もっとも有名な ヴァチカン宮殿 アテナイの学堂 約5×7mの壁画は
フレスコで描かれています
「え?ふれすこ?」…はじめて今回耳にしたかたもいらっしゃるかもしれません
フレスコ画とは漆喰の壁に彩色していく画法のことをいいます
Fresco イタリア語で「新鮮」の意 英語だとFreshですね
分類していくと 湿式(真性フレスコ)・乾式(セッコ)・転置(スタッコ・ストラッポ)
とあるのですが フレスコ画そのものの仕組みを知りたいかたにもおすすめの
フレスコ画を体験できる絵画セットがあります
ホルベイン ミニフレスコセット 税込価格¥12,600
F6サイズ石膏ボードパネル・顔料6色・石灰・寒水
パレット・コテ・水彩筆3種・計量カップ
このセットで壁に見立てた石膏パネルに石灰モルタルを塗る工程から
顔料を使用した上塗りの段階まで体験できます もちろん描くモチーフはあなた次第
ルネサンス期の絵画に思いを馳せてみませんか
ミニフレスコセットは画材専門店 山本文房堂画材売り場にてお気軽におたずねください