よくある質問

Q&A

お客様から寄せられることの多い質問とその回答です。
目次をクリックすると該当の項目をご覧いただけます。ぜひ参考にご活用ください。

よくあるご質問

Q.山本文房堂は何のお店ですか?

A.絵画材料・額縁の専門店です

1932年創業以来 豊富な商品構成で九州のアートシーンをバックアップしてきました。
「山本文房堂があるから助かった」と言われるその言葉に感謝しながらこれからも絵画を愛好する人々の超専門店であり続けたいと考えています。

Q.油絵具のホワイトには いろいろな種類がありますが、どのホワイトを使用したら良いでしょうか?

A.白色と一口に言っても種類があるので確かに驚かれることでしょう。
油絵具のホワイトはそれぞれ異なった特長を持っています。

主なホワイトを紹介しましょう。

シルバーホワイト(顔料:鉛白)

被覆力、着色力に優れ乾燥の早いホワイト地塗りや下描きに使用すると定着が良いしか硫黄系の色との混色は黒変するので要注意です。
有毒ですので取り扱いに注意してください。

ジンクホワイト(顔料:亜鉛華)

混色しても変色せず、相手の色を活かしたうすめかたができます。
ただし亀裂や剥離を起こしやすいので下描きには使用せず、上描きのみに使用します。
上描きでもナイフの厚塗りでは剥離を生じます。

チタニウムホワイト(顔料:チタン白)

隠蔽力 着色力がもっとも大きく強く効かせたい白として有効ですが混色しすぎると相手の色を喰ってしまいます。
少量ずつ加えていくと良いでしょう。
下塗りから上塗りまで使用できます。

パーマネントホワイト(顔料:チタン白)

亀裂剥離をおこさず 混色も自由にできるホワイト。
毒性もありませんので安心して使用できます。
初心者のかたにはおすすめのホワイトです。

*以上は国産の主要メーカーを基準にしています。
*輸入物の一部では名称が違っていたり、成分が異なる場合もありますのでご確認ください。

Q.筆の穂先の形と使用例を教えてください

A.油彩筆 穂先の形と使用例には以下のようにいくつかのタイプがあります。

油絵具には独特のねばりがあり、絵具を塗り込み盛り上げるために弾力が強く耐久性のある豚毛の硬毛筆がよく使われます。
またやわらかくした絵具を塗るための軟毛筆も必要です。
筆の穂先の形状にも多くのタイプがありそれぞれ活用場面やタッチなどに違いがあります。

フィルバート(丸平)

面塗りや書き込みに便利な筆。
描画はやや柔らかくなります。

フラット(平)

平筆の基本型で面塗りや線描に便利。
平らな面は塗り込み エッジを利用して線描にも使用します。

ラウンド(丸)

穂先の形状に方向性がないので、いきいきとした描画ができます。
線描・細部を描くのにも便利です。

ブライト(短・平)

穂先が短いので力強いタッチを出しやすく、ゴツゴツした質感などを表現しやすい筆です。

アングル(斜・平)

直線の多い描画に適しています。
フラットな面で描画、エッジを利用して線引きをします。

ファン(扇形)

画面のボカシや画用液だけを付けてグラッシ画法に便利です。

Q.水彩絵具の透明・不透明とは何ですか?

A.水彩絵具とは 色の素となる「顔料」と糊材として「アラビアガム」で構成されており透明水彩と不透明水彩ではこの比率が異なっています

透明水彩絵具

水で薄めて紙に描くと顔料のすき間から紙や下に塗った色が透けて見え重ねていく色の効果で絵に深みが生まれます。

不透明水彩絵具(ガッシュ)

顔料の割合が透明水彩よりも多く 紙に描くと紙面上に並んだ顔料の密度で透けて見えなくなり隠ぺい力の高い仕上がりになります。
絵具の鮮やかさをそのままに活かしたメリハリやインパクトのある作品に仕上がります。

Q.水彩紙には荒目・中目・細目があるそうですがどう違うのでしょうか?

A.特に水彩では紙の目は作品の雰囲気を出すのに大いに影響します。
一般的に 細目(HOT PRESS)・中目(COLD PRESS)・荒目(ROUGH)の段階があり表面の目(専門的には毛布目)が異なります。

細目

デリケートな表現に向き細密な描写が可能です。
どちらかと言えば吸い込みが早いほうなので均一に塗るにはあらかじめ紙の表面を湿らせておく方法があります。

中目

一般的によく使用される目で初心者のかたにおすすめです。
表面の適度なくぼみに色がたまり程良くにじみ・ぼかしができるでしょう。

荒目

ダイナミックな表現に向いておりドライブラシ(水分をあまり使わずバサバサとタッチをつける技法)などに向きます。くぼみが大きく面白味のある画面になります。

以上は一般的に言われる目の区別です。

使う人の好みや表現によって差がありますので自分でいろいろな水彩紙を試してみられると良いでしょう。
山本文房堂ではフランスの伝統的なアルシュ水彩紙やアメリカのストラスモア水彩紙ワトソン水彩紙ほかいろいろな水彩紙およびスケッチブックを取り扱いしております。

Q.パステルとは何ですか?

A.顔料を固めた棒状の画材です。

硬さによりハード(硬い)セミハード(中間)ソフト(軟らかい)と分けられます。
メーカーによっても塗り心地は変わります。
くだけやすく取れ易いので紙に描いたあとは定着液を使用します。
定着液は「パステルフィキサチフ」パステル用を使用しましょう。
「木炭・鉛筆用フィキサチフ」を使用すると色が沈んでしまうことがあります。

Q.木炭やパステルで描いた後定着させるフィキサチーフには2種類ありますが 何が違うのですか?

A.その2種類とは「フィキサチフ」と「パステルフィキサチフ」でしょう。
これは描画した画材によって使い分けされます。

スプレーフィキサチフ

スプレーフィキサチフ

鉛筆や木炭 コンテを使用した作品に使用します。
成分は合成樹脂をアルコールで溶解した液です。
ビン入りのフィキサチフもありますがエアゾールタイプのものが便利で普及しています。

スプレーパステルフィキサチフ

スプレーパステルフィキサチフ

パステルで描いた作品の独特の持ち味を活かしながら定着させます。
成分は合成樹脂を石油系で溶解した液でパステルの色を損ないません。
パステルを重ね塗りするときにいったん下の層をこれで定着させてから上に色を重ねると乗りやすくなり安定します。

スプレーを吹き付ける時に注意すること

よく換気をし 液を吸い込まないよう注意しましょう。
また 画面に近すぎても流れてしまい遠すぎても飛散して無駄になるのでおおよそ30~40cmの間隔をあけて均一に吹きかけましょう

Q.水彩色鉛筆はありますか?

A.「水彩色鉛筆」取り扱っております

「水彩色鉛筆」とは描いた後 水を含ませた筆でなでると溶け出して水彩調に仕上がります。
その手軽さからスケッチ旅行や塗り絵などによく使用されてます。
メーカー・種類により色数や描き味・水への溶け具合も異なります。

Q.水墨画を始めたいのですが?

A.当店では水墨画材料を取り扱っております。

水墨画画材セット

和紙ににじむ墨色はとても趣き深く人を惹きつけます。
初心者のかたにセットもご用意いたしますのでお気軽にお越しください。

Q.日本画とは何ですか?

A.日本画とは「岩絵具」を「膠」で定着させ画面を構成します。

日本画画材セット

当店では日本画材料を取り扱っております。

Q.エアブラシとは何ですか?

A.圧縮した空気で絵具を飛ばして吹き付ける道具・技法のことをいいます。

細かい霧吹状で構成される画面はグラデーションが美しくリアルイラストレーションなどの表現に使用されます。
手に持つ部分がハンドピース、圧縮した空気を送り出すためのエア缶やコンプレッサー ホースやスタンド類。
使用する絵具の種類によっても適した種類がありますのでエアブラシ商品売場でご相談ください。

Q.シルクスクリーンとは何ですか?

A.シルクスクリーンとは版画における分類上孔版(こうはん)に属する印刷法です。

現在あらゆる印刷分野で広く利用されています。
原理は枠にスクリーン(シルク=絹がおもですがナイロンやテトロンも使用されます)を張りその上に図柄の部分のみインクが通るようほかの部分には被膜をつくります。
スキージー(へら)でインクを被印刷物上に刷り移します。
スクリーンを作成する方法は「感光法」「描画法」「カッティング法」などがあります。
例えばオリジナルTシャツを手作りしたい場合はこのシルクスクリーンを利用した簡易印刷機械Tシャツくんがおすすめです。

Q.オリジナルのTシャツを作りたいのですが道具はありますか?

A.シルクスクリーンを利用した簡易印刷機械Tシャツくんがおすすめです。

簡易印刷機械Tシャツくん

手描きのイラストやロゴを製版し自分だけのオリジナルTシャツにできるセットです!
Tシャツくん専用の消耗品も取り扱っております(一部商品はお取りよせ)
お気軽にお問い合わせください。

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